【逆に、これだけはやるな!】モラハラ夫との同居
ふと思い出したので書いてみます。
モラオと同居してる時にやってはいけない(やると非常にヤバイ)行動です。
1.家出(して、帰る)
モラは、被害者を追い出すのが大好きです。何かにつけて、出てけと言います。
私も、毒親にもモラオにもしょっちゅう言われてました(^^;)
しかし、家出をする時は、永遠に戻らない覚悟で出ないとダメです。
「私がいなくなったらどれだけ困るか分からせてあげるんだから!!!」とか、
「とりあえずモラオの頭が冷えるまで2~3泊しよう」とか、
「しばらく妹の家に避難させてもらおう」
とかはダメです。絶対です。
なぜかというと、戻った時にモラハラがエスカレートするからです。
被害者は、思い知らせてやるとか、機嫌の問題とか、警察に保護されたしとか、家出すればモラオも少しは反省するかも…と思います。普通の人の脳ではそうです。
しかしモラオの脳は、
「あ、このぐらいだと数日で戻ってくるんだ。じゃあもっと虐待しても大丈夫だな!ヒャッホーーー☆彡」
と認識し、さらにモラハラDVをエスカレートさせる仕組みになっています。恐ろしい…。
読んでいる方の中には、既にこれを経験してる方もいるかもしれません。
家出中はモラオが困ったりとか、家出から戻って1週間はとってもモラオが優しくなったりとか、はするのですが。
残念ながら総合的に虐待をエスカレートさせる構造です。
去年かおととし?小学3年生の女児がモラハラDV父によって命を落としたニュースがありましたが、彼女も、
行政によって何度も保護されて→でも結局父親のいる家に戻されているんですよね。
行政や児相は、「父親も多少は反省するだろう」とか思ってたのかもしれないですね。
でも実際は、保護→帰宅の繰り返しのせいで、DVがすごいスピードでエスカレートして、結果ああなったのでは…と思います。
出る時は、覚悟を決めて別居や離婚の用意をしてある時だけです。二度と帰らない覚悟で出ましょう。
2.脅すーーもとい、『〇〇するなら××するから!』という交渉
モラハラの脳は、脅されると(それがどんなに不利でも)決して引けないしくみになってるそうです。
私はモラオに脅しなんてできないし…って思うじゃないですか。
「これ以上殴ったら、大声出すから!」(泣)
「次は警察呼ぶから!」(泣)
「また不倫したら、次は離婚するから!」(泣)
「これ以上言うなら、この証拠を皆に見せてあなたの所業を知ってもらうわよ!」(怒)
これがモラオの脳では全部「脅し」変換です。
勿論、普通の人の脳では「交渉」と呼びますが。
っていうか追い詰められた被害者が、もうやめてほしいってお願いしてるだけなんですけどね。(絶望的なんですけど、虐待をやめることはモラオにとって何のメリットもないですw)
「離婚の話し合い」とかも、新居も荷物も仕事も何も準備してないのに切り出すのはやめた方がいいです。
モラオは、意識上では離婚したくてたまらないですが、無意識では無料殴り放題のサンドバッグを絶対手放すわけにいきません。
よって、無視するとか、訳の分からん条件を出すとか、妻を無一文で追い出して困らせるといった結末になります。
「離婚の話し合い」をする場合は、別居先や仕事や証拠や財産や弁護士?をひとしきり確保してからにしましょう。
着々と準備して逃げてから切り出した方が絶対いいです。
3.モラオに証拠を見せて問い詰める
実録!不倫マンガとかだと、よく『証拠写真を突きつけると、夫は泣いて許しをこうてきました』みたいなシーンがあります。
これは、ふだん立場が対等な夫婦だけができる芸当です。
既に経済的・肉体的・社会的…なモラハラDVを受けまくってる人は絶対やってはダメです。
ババ抜きで「えっとね~私はね~こういうカードをもってるんだよ!^o^」と無邪気に見せてる幼児そのものです。
手札を知れば、恐ろしく狡猾なモラハラ夫は、いくらでも対策を立てられます。
狡猾でなくても、とにかく暴れればモラオにとって悪いようには運びません。
物理的にデータを破壊するかもしれないし、全く違うアプローチで大問題を起こし、妻を困らせたりします。
手札を見せるのは、最後の最後(調停や裁判)、または「あなたが誰かにバラシてあげた^^」事後です。
不倫にしろDVにしろ、証拠集めはしたほうがいいですが。。。
2,3に共通するのですが、別に裁判や離婚じゃなくても、証拠でもってモラを撃退する術は、
「既に実行した」(無言でバラした後にモラがそれを知る)です。
毒母から堕胎メールが来て困った時、思い切って「メールを看護婦さんたちに見せたら皆ドン引きしてたよ」と返信したら、
2年近く母から一切連絡が来なくなったことがあります。
このときの母の脳内を解説すると
「誰にも言わないような娘だから信頼して虐待していたのに、
いきなり自分の悪行が皆にバラされており(事後)、頭が真っ白になった。
なかったことにした。
とにかく怖いから逃げた」
じゃないかと思います。
また、モラオに1歳の子供を預けたら家に子供1人だけで置き去りにされた事件の時、(とんでもねぇ…)
私はその場で社宅の上司に泣いて相談に行き、モラオに注意してくれるよう頼みました。
モラオは職場ではとーーってもいい子で、上司のことをとにかく怖がる性格です。かなりビビったはずです。
ですが、これに関しては報復はありませんでした。(既にメソッドしてたのもあるけど…)
私達は、なんか「よくもチクったな!!」って報復があるとかなり信じ込んでいますが、意外と無言でやってみると報復はなかったりするなあ、というのが私の実体験です。
とはいえ奇策には変わりないですが…
「皆にメール見せちゃうから!」「役所に相談行っちゃうから!」「上司にばらすから!」といった事前通告はせず、無言で実行するのが吉です。
ジョジョの奇妙な冒険(第5部)という漫画があります。
第5部はイタリアのギャングの話で、作中にプロシュートという敵ギャングが登場します。
彼は、「アイツ、ぶっ〇しましょうアニキ!」という部下に対して、「ぶっ〇すって言葉は使うな」と言います。なぜなら
「オレたちギャングにはなぁ~~~~
ぶっ56すっていう言葉はねえんだよ」
「なぜなら!
ぶっ〇すと思った時には!
既にその行為を完了してしまっているからだッ!」
「だから『ぶっ〇した』ならイイッ!」
…て言うんですけど、まさにそんな感じです。
ペッシ「やっぱアニキはすっげーやッ!」