メソッド体験談⑩ 設定の有効性
さて、他のテクニックとして「設定」があります。
これは何かというと、舞台設定とか、物語設定のことです。
急にキャラとかできないとき、自分に自信がもてないとき、「こういう物語と登場人物設定でモラオと接してみよう」ということです。
たとえば、Joeさんブログにされていたコメントであったのは、
「信長(妻)と秀吉(モラオ)」です。
“信長になりきって、心の中でモラオに「猿、それでよい。だが舐めたまねをすれば命はないぞ」って言うと、不思議とモラオが従ってくれました”
みたいなコメントでした。
こんな感じで、各自好きな設定で心の中で小芝居すると楽しいと思います。
私がメソッド初期によくやってた設定は
「森の中で一人子育てする魔女と、その手下のゴブリン」
です。
ゴブリンはもともと野生なので根は凶暴だし、契約してる魔女様の命令を素直に聞きません。こんな生意気な手下ですが、森の奥で一人子育てするのは不便なので、私(魔女)はどうにかこうにか従えてます。
・・・という設定で、子供を短時間見ててほしい時は冷たく短く命令してました。
「少し子供みてて」
ゴブリン…もといモラオは生意気にも返事しませんが、じゃあ遊ぼっか~☆などと言いながら子供をみてました。
別に1日中ずっとこの設定をやらなくても、状況に応じてごく短時間やるのでもOKだと思います。
例えばモラオが運転する車に乗って出かけるときは、後部座席に乗り込んで
ファーコートを着たお金持ちの奥様が運転手に命令するように「出して」
とか、やってました。